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【2019/12】「バリアフリーかあちゃん」の製作者サイドが事実と異なる経緯を語り東浦町に上映を申し入れ。

映画上映を申し入れ LGBT問題で中止 製作側、東浦町に

(2019年12月27日 毎日新聞) 東浦映画プロジェクトと当会は、は2019年の水のさんへの代表交代後、何回か話し合いを行いましたが、旧代表である村松氏が会の実権を水野氏に渡さないことで話し合いが中身のあるものにならず、そのまま霧散していました。 ところが2020年2月、当会は東浦映画プロジェクトと監督サイドが、上映再会の申し入れを2019年12月に行っていおり、新聞記事まで出ていることを知りました。 しかしこの記事で東浦映画プロジェクト側が語っている経緯は事実とは異なるので、当会は毎日新聞に抗議して、訂正記事を書くように申し入れました。 訂正記事はこちら→レインボー側「事実と違う」上映中止問題」毎日新聞3月4日)

2019年2月バリフリ母試写会後、映画の内容に問題があると思った当会は、東浦プロジェクトと接触、話し合いを開始(同年3月)。

話し合いの最中にプロジェクト側(主に代表の村松氏)の不誠実な対応があり(電話で”医者に止められている”と一切声を発しない、何故かプロジェクトと無関係の人(と強く自称する人)が対応する、勝手に次の上映会を企画して告知、ほか)、やむなく同年4月に東浦町に上映中止を申し入れ。一旦上映中止となり、町は話し合いを促す。その後、東浦プロジェクト内部に内紛があり代表が交代する(市議選候補者でもあった水野さん)。

しかし代表が交代後も、旧代表(村松氏)が口座やメアド類などをなにも渡さず、なにもできず新代表もやめてしまう(同年8月)。


プロジェクト側が雲散霧消してしまったようにみえたので、そのまま放置されていたが…


2020年2月NPOセンターで当会の人が印刷していると、監督側の人だと名乗る人が、突然話しかけてきて、レインボーなごやの申し入れを表現の自由の侵害だと話し、妨害なのでするなと一方的に話して立ち去った。

そのあと調査したところ…

2019年12月末に、プロジェクト側が上映を東浦町に申し入れたことが記事になっていることが判明する(右記事)。

記事では"レインボー名古屋に話し合いを呼びかけたが返事は来ていない"と書かれているが、実態は逆である。

記事に出てきた東浦町に説明を求めたところ、東浦町側は、再三プロジェクト側にレインボー名古屋との話し合いはどうしたと聞いていたが、まったく進展していなかったので、遺憾であると伝えいる。申し入れ書をもってきたら受け取りはするが、レインボー名古屋との話し合いがおわるまで上映することはない、とのことだった。

「バリアフリー母ちゃん」問題に関しての、当会の東浦町への上映中止の申し入れ後の時系列まとめ

2019年

4月25日:レインボーなごや、東浦町に『バリアフリーかあちゃん』上映の一時中止を申し入れ。同日、東浦町が上映中止を決定。


5月1日:ひがしうら映画プロジェクトの村松愛子代表がレインボーなごや所在地であるLGBTmixbarQueer+sを訪れ、レインボーなごや共同代表・山口と面談。


5月2日:ひがしうら映画プロジェクト、レインボーなごやにメールを送信。昨日の面談の内容などを踏まえ、「こちらはこの事態が収拾するまで、上映会を行わないというレインボーさんとの約束を守りたい」と表明。


5月4日:レインボーなごや、ひがしうら映画プロジェクトに「再交渉開始に際して」と題するメールを送信。


5月5日:ひがしうら映画プロジェクト副代表から、5月7日付でプロジェクトの代表が水野則吉氏に変更になると通知。連絡先のひとつ目を新代表の水野、ふたつ目としてこちらにお願い出来ればと思います」、「昨日いただきましたメールのお返事につきましては、7日に新代表の水野から返事をさせていただければと思います」と表明。


5月13日:レインボーなごや、5月7日に有るとのことだった返事が届いていないため、ひがしうら映画プロジェクトと副代表のメールアドレスに問い合わせのメールを送信。「当会といたしましては、新代表の方との話し合いをすることが必要であると、関係各所の方ともはなしていますので、ぜひなんらかの返信をいただきたい」と表明。

 同日、ひがしうら映画プロジェクト副代表より、「会の方の引き継ぎも不完全なままで、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

まだ落ち着いていないところではありますが、話し合いの場をお願いしたいと考えております」、「日程の候補を何日かいただけましたら助かります」とのメールがレインボーなごやに届く。

 さらに同日、ひがしうら映画プロジェクトの水野則吉新代表からもメールが届く。「5月13日現在、ひがしうら映画プロジェクトは、「バリアフリーかあちゃん」の上映会は中止をし、企画もしていません。/上映会の可否は、レインボーなごやとの対話をしっかりしてから判断しないと双方の関係者に対して失礼だと思ったからです」とあり。


5月16日:ひがしうら映画プロジェクト副代表からレインボーなごやに、「先日のメールにて、話し合いの日時について、いくつかの候補をお願いしましたがどうでしょうか?」とのメールあり。


5月18日:5月16日の問い合わせに対してレインボーなごやが、ひがしうら映画プロジェクトと同団体副代表のメールアドレスに面談可能な日時をメールで伝える。

 これに対してプロジェクト副代表が、「本日の夜にお店(注:=レインボーなごや拠点のLGBTmixbarQueer+s)に伺う予定」とレインボーなごやにメール。レインボーなごやはこれを受諾する旨メールし、ひがしうら映画プロジェクトの副代表と、レインボーなごや山口・酒井両共同代表が面談。ひがしうら映画プロジェクト側の希望で、東浦町議・杉下くに子さんが同席。


6月4日:レインボーなごや、6月10日の東浦町議会の傍聴にメンバーが赴くこと、その際、プロジェクト側と情報交換が出来ないかを、ひがしうら映画プロジェクトと同団体副代表のメールアドレスにメールで打診。


6月5日:ひがしうら映画プロジェクト副代表、前日のメールに対して、「10日の議会の後に、もしも酒井さんと山口さんのご都合がよろしければ、お話の時間をとっていただくことは可能でしょうか?」とメールで提案。


6月7日:ひがしうら映画プロジェクト副代表から、「facebookとメールにつきましては、代表の交代にともない、新しく作り替えました」と通知。


6月9日:レインボーなごや、ひがしうら映画プロジェクトの新アドレスと同団体副代表のメールアドレスに、6月10日に共同代表・酒井が東浦町にうかがった際、17時40分から東浦町文化センターでプロジェクトとの話し合いに応じる旨をメールで送信。プロジェクト副代表からも、「明日ですが17時40分に東浦町文化センター1階 サロンにてお待ちしております」とメール。


6月10日:レインボーなごや共同代表酒井、東浦町文化センターでひがしうら映画プロジェクトと話し合い。プロジェクト側からは水野則吉代表や副代表をはじめ、村松愛子前代表も出席。前回に引き続き、東浦町議・杉下くに子さん、同席。


6月15日:ひがしうら映画プロジェクト副代表、次回話し合いの候補日をメールにて提示(6月20・24・25・27・28日)。


6月20日:レインボーなごや、ひがしうら映画プロジェクトと副代表のメールアドレスに、15日に提示された候補日について、共同代表・山口の仕事の都合で応じることが出来ない事を伝え、代わって、6月29日または30日を話し合いの日程として提案。ひがしうら映画プロジェクト(新アドレス)から水野代表が、「これからは、日程調整等は、このアドレスで、やり取りしたいと思います」と変身。レインボーなごや、これを了解した旨をメールで伝える。


6月25日:ひがしうら映画プロジェクト副代表、プロジェクトを退会する旨をレインボーなごやにメールで伝える。


6月26日:ひがしうら映画プロジェクトから、「29日の昼間で話し合いをしたい」とレインボーなごやにメール。同日レインボーなごや、「話し合いの希望日は29日とのことですが、その日はですと午前中か16時以降になりますが、よろしいでしょうか?」とひがしうら映画プロジェクトにメール。


6月27日:ひがしうら映画プロジェクト、レインボーなごやに、「話し合い日程ですが、29日16時からでお願い致します」、「話し合いの場所はQueers+でよろしかったでしょうか?」とメール。同日、レインボーなごや、「29日16時からQueer_sで大丈夫です」と返信。


6月29日:16時にひがしうら映画プロジェクトの水野代表がQueer+sを訪れ、レインボーなごやの山口・酒井両共同代表と会談。レインボーなごや側は、プロジェクト側に、問題のシーンを取り直すだけの資金などが有るのかをたずね、それによってどう解決していくかの方向性が代わってくる旨を伝える。プロジェクト水野代表は、様々な面で村松前代表から新執行部への引継ぎが完了していない旨を答え、引継ぎを早期に完了させたうえで改めて回答すると答えた。


10月12日:6月29日以降、プロジェクト側からレインボー側に一切の連絡が無かったため、ひがしうら映画プロジェクト側から「これからは、日程調整等は、このアドレスで、やり取りしたい」と指定されていた東浦映画プロジェクトのメールアドレスに、「『バリアフリーかあちゃん』に関する件の進捗は現在、どのような情況でしょうか? /近況をお教えいただけますと幸いです」とレインボーなごや問い合わせ。回答無し。

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